エポカブラヴァの17の配合を考察

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エポカブラヴァの2017の血統評価

父

リアルインパクト

母

エポカブラヴァ（13歳時）

母父

Point Given

5代内クロス

Relaunch 5×3、In Reality 4×4

性別

牝馬

募集総額

1600万円

入厩予定

西園正都（栗東）

測尺

体重 : 434kg
体高 : 155cm
胸囲 : 172.5cm
管囲 : 20.5cm

※ 測尺は 2018年7月1日 現在の情報です。
※ 写真などの掲載について、クラブに許可を得ています。

エポカブラヴァの17（レッドシンシア）の配合分析

父リアルインパクトは2016年に種牡馬入りしたので、この17年産が初年度産駒です。

リアルインパクトの血統で注目したいのは、父ディープインパクトは置いておいて、母のトキオリアリティーです。

トキオリアリティーの父 Meadowlake はアメリカのアーリントンWフュチュリティ（アメリカG1）の勝ち馬で、その産駒からもアメリカG1勝ち馬が数頭出ています。

母 What a Reality は自身も産駒も目立った戦績をあげていませんが、その父 In Reality はグレード制未導入の時代に、現アメリカG1であるフロリダダービーやメトロポリタンハンデキャップなどに勝っています。

そしてトキオリアリティーからはご存知のとおり、本馬の父リアルインパクト（安田記念、ジョージライダーステークス）、その半弟ネオリアリズム（クイーンエリザベス2世カップ）という2頭のG1馬が出ています。

この父母トキオリアリティーの影響が濃く出るとおもしろそうです。

本馬自身の母系に目を移しましょう。母エポカブラヴァはレッドゲルニカ（父カジノドライヴ）、スワーヴカイザー（ネオユニヴァース）などの優秀なダート馬を輩出しています。

エポカブラヴァの母 Aucilla は、A.P. Indy との間にパーソナルエンスンハンデキャップ（アメリカG1）を勝った Passing Shot を出しており、その5つ下にあたるのがエポカブラヴァです。

さらに Aucilla の父である Relaunch は、アメリカの芝の重賞ウイナーであり、芝・ダート両方の G1で2着に入った実績の持ち主です。

その産駒はアメリカG1を多数勝っており、なかには芝の G1 で5勝をあげた With Anticipation という馬もいます（アメリカではダートが主流なので、芝で勝っていることを評価すべきかは微妙ですが）。

エポカブラヴァの父 Point Given はミスプロ系で、アメリカG1 6勝をあげてエクリプス賞年度代表馬、最優秀3歳牡馬に選出された馬で、その産駒も G1 を勝っています。

今回の配合ではこれらの血統の父母を交配させた結果、Relaunch 5×3、In Reality 4×4というクロスが発生しています。

先述のとおり、In Reality はアメリカのダートG1 を勝っており、そのクロスで血を濃くしていることを考えると、やはり本馬にもダートが適しているかもしれません。

まとめると、エポカブラヴァの17（レッドシンシア）は、トキオリアリティー（リアルインパクト）とエポカブラヴァの組み合わせで、由緒正しいアメリカ血統という感じです。

しかしながら、エポカブラヴァの母父 Relaunch は自身も産駒も芝で走り、好成績をあげています。

エポカブラヴァ自身が Relaunch 4×2のクロスを持ち、さらにその血をリアルインパクトとの配合で濃くしているという点も考慮すると、ひょっとしたら芝での快走も見られるかもしれないですね。

この記事の作成日は 2018年07月06日 です。