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スイートセントのデビュー戦と他の結果

スイートセントのデビュー戦

すでに先々週の出来事になりますが、11月17日にスイートセントがデビュー。翌18日にスターオブオナー3戦目、翌週24日にレッドエンヴィー5戦目があったのでその報告です。

スイートセント新馬戦は2着

スイートセント新馬戦
スイートセント新馬戦

ワークフォース産駒らしくない」と言われるスイートセント。実際、調教を見ているとピッチをしっかりと上げられるし反応も良いようだったので、期待してデビュー戦を待ちました。

レースでは、ゲートの出は良いものの他馬とはあまり差がなく、その後のダッシュで最内枠も活かしてハナを主張。

勝ち馬のアクアミラビリスに外につけられますが、道中は 3〜4馬身ほど差をつけてペースを落とします。その後、3〜4角でアクアミラビリスに差を詰められ、直線を向いたときには差は 1馬身くらい。

アクアミラビリスは持ったままの手応えでスッとスイートセントに並びかけ、残り300mくらいで鞍上に促されると反応良く一気に抜け出して、そのままゴールイン。最後は余裕がありました。

勝ち馬と同じくスイートセントもノーステッキでしたが、ルメールは並びかけられてからも残りの距離を計算しつつ追い出しを遅らせて、上手く乗ってくれたと思います。

直線の様子と上がりを見ると、相手はすこしエンジンが違った感じ。なぜ離されてからもムチを入れなかったのかは判然としませんが、勝ち馬とちがってこちらには余裕がないように感じられたのかもしれません。

実際、道中の手応えは一見さほど変わりないように見えましたが、アクアミラビリスのほうはスピードが勝っていて行きたがるのを抑えていた印象。

今後、アクアミラビリスが活躍するかはわかりませんが、新馬戦の相手としてはちょっと悪かったかもしれないと思っています。

父らしくないと言われて心配だったのが、母父アグネスタキオンに似て脚元が大丈夫かどうかということでしたが、何事もなくデビュー出来たことには感謝しています。

新馬戦のあとは疲れもあったようで放牧に出されています。ゆっくり立て直して次走に向かってほしいです。

スターオブオナー3戦目は9着

スターオブオナー3戦目
スターオブオナー3戦目

スターオブオナー3戦目。前走ダート替わり 2着からの、距離100m短縮かつ小回りの福島。スタートも良い馬なので前で粘り勝ちする絵を描いて期待していましたが、残念ながら 9着と惨敗しました。

鞍上の丸山元気騎手によると、スタートは相変わらず良いものの前走にくらべて行きっぷりが悪く、楽に好位を取れず。道中も促さないと進まず追走に苦労。現状は間隔をあけて使っていった方が良いかもしれないとのこと。

たしかに追走に苦労している感じは見受けられましたし、直線も伸びずという感じでした。メンバー的に前走より厳しくなったこともあり、スピード面で厳しさがあったのかもしれません。

ただ気になるのは当週の追い切りです。前週に同じ馬と併せたときには調教師いわく「スターオブオナーの方が手応えも楽で、とても良い動きでしたよ」とのことでしたが、最終追い切りでは一杯に追ってなんと 1秒遅れ

「最後は無理をさせずに流して入線した」とのコメントもありましたが、前週の「今週出走しても良さそうなくらい状態は良いですが、もう 1週待った方が万全の状態で挑めると思います」というのが誤りだったのでは…。

もちろん能力が単純に足りなかった可能性もありますが、出資馬をひいき目に見てしまう出資者としては、もしかして調整失敗だったのではないかと思ってしまいます(汗)。

その後はノーザンファーム天栄に放牧に出されましたが、特に目立った疲れもないようで、意外とすぐに戻るかもしれません。

スターオブオナーに関しては、天栄での評価とレース内容がすこし一致しない気もしており、次走はガッツリ天栄で仕上げたうえで10日競馬を試してほしいなと思っています。

たぶんそんなことしないですね(笑)。

レッドエンヴィー5戦目は8着

レッドエンヴィー4戦目
前走(4戦目)のパドック

レッドエンヴィーについては何度も書いてきているのでサラッと。

残念ながら 8着と、今回も勝ち上がることはできませんでした。

ダートに替わってから 3着(1.8秒差)→4着(0.7秒差) ときており、2走前はタイム差こそ大きいものの勝ち馬が強かったこと、指数的には悪くなかったことを踏まえて今回はチャンスがあるだろうと思っていました。

しかし、キャリア5戦目にして最低の着順。

追い切りを見たらギアがまだ納品されていない印象はありましたが、それを踏まえてか 3F・2F のラップを出すという陣営の意図が感じられるものだったので期待していましたが、上手くいかないものですね。

初めて NFしがらきに放牧に出されましたが、元気があるようでそれは何より。次走に向けて、ギアを備えられるように願っています。

この記事の作成日は 2018年12月01日 です。

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