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スターオブオナー新馬戦の結果

スターオブオナー新馬戦

先週末、8月18日(土) にシルク・ホースクラブでの出資馬スターオブオナー号(父トーセンホマレボシ)がデビューしました。残念ながら、結果は 8着(14頭立て)でした。

ほかの出資馬の近況としては、同じくシルクのスイートセント(父ワークフォース)が入厩しており、東サラのレッドムルガン(父ハービンジャー)は育成牧場で速い時計を出しています。

スターオブオナーはセンスを発揮するも結果振るわず

スターオブオナーは以前から更新情報を読んでいる限りでは、気性は不明ですが、走ることについてはしっかりマジメというイメージでした。

そのイメージ通りか、新馬戦のスタートはうまく決まり、2番手集団を好位追走。4角あたりから鞍上の北村宏司騎手が手綱を動かして、直線を向いたところでは先頭に出るような動きを見せます。

…が、ペースが上がらずそのまま馬群に沈んでしまい、結果は 8着でした。

シルクのスターオブオナーのページに記載された北村さんのコメントは下記のとおり。

(前略)まだ体、特にトモがついてこず前だけで走ってしまってピッチが上がりませんでした。レース後はフラフラで止まってしまいそうになるくらい一生懸命走ってくれたように走る気持ちはある(後略)

戦前からワンペースであることは調教師の宗像義忠さんに指摘されていましたし、帰厩する前もノーザンファーム天栄のスタッフさんが「切れるタイプというよりは長く良い脚を使うタイプ」と言っていました。

それもあり長めの距離を使うということで今回のレースに向けて調整してきたわけですが、結果を見るかぎりでは少し距離が長かったのかもしれないとも感じました。

スタートは良かったですし、2000m の新馬戦とはいえその後も先団にとりつけるスピードはあったわけで、前駆についてはしっかりしているのだと思います。

レース前の追い切りで脚色が鈍かったことについて、調教師が「気持ちの問題が大きいのかもしれません」と言っていましたが、騎手の話を聞くとそもそもフィジカルが出来上がっていないという印象。

直線でフラフラ首を動かしていたのは、精神的な未熟さなのか、それとも行きたいけど脚を使えないもどかしさだったのか素人目には判断つきませんが、レースセンスは見せてくれたので今後も期待したいです。

がんばれ、スターオブオナー!

スイートセントが入厩

スイートセント(2018年7月23日)

シルクのスイートセントが 16日(木)に美浦の栗田徹厩舎に入厩しました。

この仔は自分の本名(ヒカル)が含まれる母名(ヒカルアマランサス)ということもあり、縁を感じて出資したわけですが、父があまり走っていないワークフォースということもあり過度な期待はしないようにしていました。

しかも馬体重が軽く、4月1日の更新時には 430kg台という状態でした。入厩は遅くなりそうで、デビューは来年かもしれないとさえ思っていました。

その仔が 4月以降、急に成長をはじめ、8月1日の更新では 481kg まで馬体重を増やしてくれました。

しかも、今度はなんと入厩です。もちろん馬房の空きが出たという理由も考えられますし、ゲート試験後に外厩に移される可能性は大きいです。また、デビューが実際に来年になる可能性もあります。

しかしそれでも、ここまで来てくれたことが嬉しいです。

入厩予定のお知らせ直前にアップされた動画を見たら、コメント通り、以前とくらべて非常に力強いキャンターになっていました

以前は時計が遅いのもあったかもしれませんが、少しヨレていたような印象がありましたが、直近の動画では動きが改善されて、しっかり坂路を登っていました。

現在は脚元に不安はないとのことですが、募集時の管囲(19.1cm)や母父アグネスタキオンということを考えると心配もあります。とにかく無事にデビューして、そしてできれば長く走ってほしいなと思っています。

レッドムルガンが速い時計を出す

レッドムルガン(2018年7月31日)

速い時計を出した、と言っても追い切りではなく育成牧場での坂路調教なのですが、東京サラブレッドクラブで出資しているレッドムルガンが順調にタイムを伸ばしてくれています。

以下が、直近の更新内容です。

8月6日直線38.4-23.9-12.2(中略)歩きを見るとトモに力がないような頼りない感じなのですが、速いところにいくとブレずにしっかり動けています。(後略)

以前から 15-13-13 くらいで走っていましたが、今回のラップは 14.5-11.7-12.2 ということで、終い 2ハロンを平均 12秒フラットくらいで走れています。素晴らしい。

馬は出来上がっているのに馬房が空いていないのではないかという邪推をしたり、乗り役の方の体重が軽かったのかなと勘繰ったり、現状を手放しで喜んでいるわけではないですが、更新画面を見てニヤニヤしています。

調教の負荷を徐々に上げているので、あわせて息の入りがどうなのかも載せてほしいですが、特にコメントがないということは問題ないのでしょう。

2016年世代の出資馬のなかで未入厩は彼のみになりましたが、現状の出来を見るかぎりではいちばん期待をかけて良さそうで、デビューがとても待ち遠しいです。

※ 写真などの掲載について、クラブに許可を得ています。

この記事の作成日は 2018年08月20日 です。

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